レーシック手術でドライアイになる可能性

ドライアイ

ドライアイに関しては、個人差が激しく全く症状の出ない人がいる一方で長く引きずる人もいるという非常に厄介なものです。しかし、レーシック手術をすると少なからずの人が一時的にドライアイになります。

なぜかといいますと、レーシック手術をするときに最初に角膜の表面部分を削ってフラップという部分を作りますが、このときに神経を切ってしまい涙腺の働きに障害を与えてしまう事が、レーシック手術後のドライアイの一つの原因と考えられます。

ある統計では、レーシック手術をした一ヶ月後のドライアイの症状を自覚する人は5パーセント程度であるとの事です。

手術前にコンタクトをしていた人で、装着が長期間にわたる場合は、レーシック手術の後に慢性的ドライアイになることが多いようです。

また、もともとドライアイの人の場合は、レーシック手術を受けられないことはないようですが、手術後の快適性が一般の人と同じかどうかは別の問題ですので手術前の考慮が必要なようです。

ドライアイは日にち薬

レーシック手術の後はドライアイの症状が出やすいため、それに対処するために点眼薬が使われることが多いです。手術直後は、人によりますが、頻繁に点眼薬をつけないと目が開けていられなくなったりする場合もあります。

もし、しばらくしてもドライアイの症状が続く場合は、点眼薬を使うことによって涙腺が再生するまでの間、ドライアイの症状を抑えることが出来ます。

これで効果がない場合は、特に朝起きたときに強く自覚する場合は、夜に目につける軟膏を使用します。また、別の手段として涙点プラグという器具を使うこともあります。

いずれにしろ、ドライアイの症状を自覚する人の場合でも、それは一過性で数ヶ月でなくなるとされていますので、ドライアイは余り気にしなくても良いのではないでしょうか。